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渋谷区シルバー人材センターの概要
設立趣旨
渋谷区シルバー人材センターは、社会参加に意欲ある健康な高齢者に対し、 地域社会と連携を保ちながら、その希望、知識及び経験に応じた就業並びに社会奉仕等の活動機会を確保し、 生活感の充実及び福祉の増進を図るとともに、高齢者の能力を生かした地域社会づくりに寄与することを目的として設立されました。
(センター定款第3条)
基本理念
「ダイバーシティ」
センターは、高齢者を地域社会の財産と考え、就労を通してあらゆる高齢者を各分野で積極的に登用していく取り組みを行います。
センターは、高齢者を地域社会の財産と考え、就労を通してあらゆる高齢者を各分野で積極的に登用していく取り組みを行います。
「インクルージョン」
センターは、年齢に裏打ちされた高齢者の多様な経験や長年培ってきた技能・能力を認め活用していく取り組みを行います。
センターは、年齢に裏打ちされた高齢者の多様な経験や長年培ってきた技能・能力を認め活用していく取り組みを行います。
渋谷区は、「ちがいをちからに変える街。渋谷区」を「キャッチフレーズに「成熟した国際都市」を目指しています。 そして、その原動力となる理念が「ダイバーシティ」と「インクルージョン」です。 これらの理念は、センターのあり方にも通ずるものです。
基本方針
1 会員の自主・自立、共働・共助を尊重します。
2 シルバー就業を通して、会員一人ひとりに生きがいを提供します。
3 仲間と働く喜びを創出します。
4 社会参加を通して、地域福祉を支え、地域コミュニティの活性化に貢献します。
シルバー人材センターの仕組み
センターは、法律に基づく公益認定を受け、渋谷区内で「勤労意欲のある者に対する就労の支援を目的とする事業」を行う公益社団法人です。
センターの趣旨に賛同する 60歳以上の渋谷区民が構成員となって公益社団法人を組織しています。
センターは、渋谷区の家庭・企業からの仕事や渋谷区の公共事業を受注し、これらの仕事を複数の会員が時間や日にちを分担して就業しています。
センターの就業には、大きく請負による就業と、派遣による就業の二つがあります。
請負による就業
- センターが発注者から受注した仕事を、会員が請け負って業務遂行する就業形態です。
- センターは、発注者と業務の完成を目的とした請負契約を締結し、その業務の完成を目的とした請負契約を会員と締結して、業務を遂行します。
- 会員は、請負った業務を自らの裁量で完成させるため、発注者は会員に指揮命令できません。
派遣による就業
- 発注者から受注した業務を遂行するため、会員を発注者の事業所などに派遣する方法により業務を行う形態です。
- センターでは、発注者と労働者派遣契約、会員と雇用契約を締結して、会員を発注者の事業所などに派遣します。
- 発注者は、会員に指揮命令ができます。
「請負による就業」と「派遣による就業」の違い
請負による就業 | 派遣による就業 | |
---|---|---|
雇用関係の有無 | なし | あり(注1) (労働契約は、(公財)東京しごと財団と締結) |
発注者の指揮命令 | 受けない | 受ける |
会員が加入する保険 | センターが加入する任意保険 | 労働者災害補償保険 |
発注者との契約当事者 | 渋谷区シルバー人材センター | (公財)東京しごと財団 |
社会保険・雇用保険の適用 | なし | なし |
(注1)渋谷区シルバー人材センターは、東京都しごと財団渋谷派遣事業所として、派遣の事務処理を行っています。
*(公財)東京しごと財団は、都知事より「東京都シルバー人材センター連合」として指定を受けています。